コンサルタント時代
2024.02.16投稿
コンサルタントを辞めた理由
30歳のころ経営コンサルタントとして独立しました。
当時、現代のように経営コンサルタントという職業は社会的に定着していない珍しい職業でした。
独立のきっかけは、「中小企業診断学」という拙著が好評な売れ行きだったからです。
その前に受験生をターゲットにした「合格の秘訣」という本が爆発的に売れた流れで「中小企業診断学」の執筆依頼が来たという訳です。
私の専門は財務分析のコンサルタントでした。
しかし、その仕事の中で財務分析では、会社の現在や未来の姿を見出せない事が解ってきました。
会社の現在や未来の姿は、経営者の「意識」の写し鏡だったのです。
経営者が前向きで、情熱的であれば、会社も社員もそうなります。
経営者が逃げ腰で、消極的であれば、会社も社員もそうなります。
経営者が卑怯で、お金に汚ければ、会社も社員も卑怯で、お金に汚い取引先に騙されます。
経営者が純粋で、お金以上に大切な価値観を持っていれば、会社も社員も質の良い取引先に恵まれます。
元々、成り行きでコンサルタント業を始めただけで、数字の世界は自分の性分には合っていませんでした。
それどころか、経営者の「意識」が引き起こす様々な現象の事ばかりが気になり、ストレス一杯の毎日でした。
それで一念発起し、コンサルタント業を辞めて「意識」の研究に没頭する人生を選ぶ事にしました。
超能力開発ツール
「意識」の研究を始めて数年。
高校時代から確率の不思議さに興味を持ち、様々な体験をしてきた事を生かして、能力開発のセミナーを生業としていました。
その傍で超能力の開発ツールを友人と一緒に研究していました。
ついに開発した念力ソフトを実験中、たまたま机の上にサンディー毎日の週刊誌がありました。
これはニュースになるのでは?
そう思いデスクに電話を入れることになりました。
運が良かったことに、めったに在席していないデスクが直接電話口に出てくれました。
驚いたことに「今、超能力特集を組んでるところだ」と興味を示し、すぐに取材にきてくれました。
そして、6ページに及ぶ大特集を組んでくれたのです。
その記事が、新幹線に乗っていたある出版社の社長の目に留まり、その場で本の執筆依頼がきたと言う訳です。
その時、執筆した著書が7万部を売り上げた「潜在意識の大活用」日新報道刊(現在は廃刊)だったのです。
著書に込める想い
それ以来、10冊以上の本を書き上げました。
人間には自分でも気づかない凄い能力を誰でももっているし開発できることを本を通じて訴えてきました。
その開発法は古代日本の神道や密教の世界にすでに完成されていました。
そんな封印された秘伝を現代風に焼き直してできるだけ多くの皆様にお伝えしようと執筆してきました。
しかし、科学一辺倒の現代社会ではなかなか受け入れられるのは難しいと感じております。
色々な偶然が折り重なって、私は出版社と良い縁できました。
天命と言うほど大それたつもりはありませんが、私の研究した内容を執筆によってお伝えする事は、重要なライフワークと考えております。
日本文化の底知れない智慧と数々の秘伝を伝えて日本を元気にするために、これからも精力的に執筆をしていこうと思います。