宇宙は陰陽の法則で成り立っています。
陰陽の見方を身につけると何でもわかります。
だから「魔法のメガネ」と呼んでいるのです。
例え話を入れながら説明するので感性で捉えてください。
理屈で考えると頭が混乱してきます。
ネジを想像してください。
右に回すと中心に向かい、左に回すと外れますね。
中心に向かっているエネルギーを求心性と思ってください。
逆に外側に向かっているエネルギーが遠心性です。
そこで求心性を「陽」と表現します。
遠心性を「陰」と表現します。
それではちょっと練習してみましょう。
一党独裁のような中国や北朝鮮は陰ですか、陽ですか?
中央集権型なので全ての権力はトップに集中しています。
あらゆるエネルギーが中心に引き寄せられているので「陽の国」ですね。
ネジの例えのように中心に向かってるので求心性です。
反対に自由を重んじている民主国家は
その他の自由を重んじる民主主国家は陰の国です。
心は想像という広がりを持っているので遠心性(陰)です。
身体は心のように広がりはなく、求心性なので(陽)です。
もっと大きな観点から俯瞰して見ましょう。
西洋文明はどちらかといえば「物質主義」なので陽です。
反対に東洋文明は「精神主義」なので陰です。
歴史学者・村山節氏は西洋文明と東洋文明が800年周期で折り返しているといっています。
2013年当たりから本格的な東洋文明に入りました。
陰の時代に入ったということですね。
そうすると、反対に西洋文明は衰退して行くことになります。
昨今の欧米の動きを見るとそんな感じもしますね。
今の日本は西洋文明の影響を多大に受けているので、陰の時代に入ると徐々に今の体制は崩壊して行くと思われます。
ここ3、4年(2024年時点)で大きく変わるはずです。
陰陽が分かりにくのは、見る観点の違いによって陰になったり陽になったりするからです。
物質主義と精神主義という観点から眺めると、西洋は陽で東洋は陰になります。
民主主義と共産主義から眺めると民主主義は陰で共産主義は陽になります。
日本は陰の国なのに西洋文明の影響を受けて陽の体制をとっています。
だから陽の体制が時間とともに陰の体制になるということです。
陰は遠心性なので縦型の階層社会から横型のフラットなネット社会に移行することでしょう。
これからますます人類社会は陰性を帯びてきます。
裏を返せば国家の力が弱くなり国民の力が強くなるということです。
今の日本は逆(陽)に向かっていると予見できます。
やがて国民が立ち上がり、今の体制を崩壊させるパワーとなるに違いありません。