夢を叶える「空間的発想」
最近は未来が見えず、何をどうしたらいいのかわからない人が
年齢を問わず増えてきました。
もともと日本人は右脳型で「空間的発想」が得意なのに西洋型教育で
左脳優先になってしまったのでしょう。
物事をリニア思考(直線思考)で考えるため夢も希望も無くなって
しまったのかも知れません。
どんなにデジタルな時代になっても人間はアナログです。
特に日本人はわびさびの情感が豊かで相手の気持ちを考えながら豊かな
人間関係を築いて来ました。
ところがリニア思考になり理屈ばかりで物事を考え、人間関係も損得だけで
交流する人が増えてしまった。
これでは夢も希望も無くなるはずです。
過去と未来の何かを思い出すときに時系列にそって思い出しているわけではありません。
二日前の夕食に何を食べたかを思い出すのに時間を遡りながら二日前にたどり
着くようなことをしませんね。
また小学校時代を思い出すのに、今から順番に時間をさかのぼって思い出す
わけではありません。
一気に小学校時代に飛んで思い出しますね。
いつでもどこでも一気に目的に飛んで思い出すことが出来ます。
未来もまた同じです。
一気に3年先、10年先に飛べばいいのです。
でも時系列で3年先、10年先にたどり着こうと考えます。
今年はこれをして、来年はあれをして、そして3年後は・・・
このように時系列で考えていると未来に行くことができません。
結局今何をしていいのか分からなくなります。
時間軸で未来を追うのでなく、空間的に一気に未来に飛ぶことが
大切です。
人生が一枚の絵だとすると、見たい部分にいつでも飛んでいけます。
これは「空間的発想」です。
未来の目標に合わせて手段方法は自動的に浮かんでくるものです。
左脳は時間軸に沿って考えますが、右脳は全体を空間で考えます。
空間的発想は感覚なので、言葉で表現しにぬくいのでたとえ話をします。
これからDVDの映画を見ようと想像してみて下さい。
最終場面を見たければ一気に終わりの場面に飛ぶことができますね。
あなたは自分の人生ドラマを創作しておけばどこにでも飛んでいけます。
もちろん人生ドラマの主人公は自分です。
最初はぼんやりしたドラマの構成ですが、毎日考えているとだんだん鮮明になり、
すばらしい作品に仕上がるようになります。
未来が見えず、何をどうしたらいいのかわからないと思う必要はありません。
そんなにはっきりと未来が見えてる人は少ないものです。
今現在、誰でもなりたい自分や、何かをやりたい自分がいるはずです。
それがあなたの未来です。